第11回開催 角川武蔵野ミュージアム賞

CONNECTIONS WALL

Design IO LLC(アメリカ)

作品概要

Connections Wall はThe Tech Interactive Museumのサステナビリティに関する展示「Solve For Earth」の導入体験として作られたインタラクティブ・インスタレーションです。
この展示内のインタラックティブ・ウォールは7つのゾーンで構成されています。建築密度、水質管理、食糧生産、エネルギー生成、インフラとレジリエンス、交通、資源の廃棄の再利用といった、異なるサステナビリティ指標に焦点を当てています。
各ゾーンにはダイヤルが設置されており、来場者がこれらのパラメーターを操作すると、土地利用、生物多様性、汚染、生活の質など自分の生活への影響がリアルタイムで反映された景観が再生されます。さらに深度カメラでは来場者の動きを追跡することで、関連したアニメーションを発動させたり、特定の環境への影響について深く学ぶこともできます。

受賞コメント

みなさんこんにちは。インターラクティブ・スタジオDesign I /Oの創始者のエミリーとテオです。我々は北カリフォルニアのベイエリアを拠点とする会社です。今回受賞できたことを大変光栄に思います。
この作品はサンノゼにあるテック・インタラクティブ・ミュージアムの体験型展示です。サステナビリティや資源管理、生活のあり方といった複雑なテーマを、こどもたちにわかりやすく紹介することを目的としています。
Connection Wallはある意味ダイナミックな「えほん」とも言えます。ダイヤルを操作して「住宅密度」「食糧生産」「水やエネルギーの使用」といった項目を自分にとっての優先順に設定し、リアルタイムでどう変化するか体験できます。
この作品を作れたことは大きな喜びであり、博物館で実際学んでいるこどもたちを見るたびに感動を覚えます。
Design I /O一同、心から受賞に感謝いたします。直接行けなくて残念ですが、審査員、そして事務局のみなさまに心よりお礼申し上げます。

審査員コメント

角川武蔵野ミュージアムは、図書館と美術館と博物館が“ごちゃまぜ”になったユニークなミュージアムです。審査においては、当館で展示したらどうなるかな?という視点で見ています。受賞作は、すぐにでも展示したいと思わせる作品でした。投影された映像(デジタル)と、手で動かすコントローラー(アナログ)の組み合わせで、太陽光パネルや水源などをコントロールしながら街の発展と環境保護を両立させていく。しかもそれを複数人で協働するという仕掛けが素晴らしい。探求学習とキャリア教育を融合したカリキュラムを開発中ですので、すぐにでも使いたいです。
(角川武蔵野ミュージアム)