第8回開催 角川武蔵野ミュージアム賞

ARで遊べる!学べる!JAXAといっしょに月探査

ビービーメディア株式会社・「JAXAといっしょに月探査」プロジェクトチーム(日本)

作品概要

 絵本から飛び出す宇宙空間・探査マシン。 “AR”絵本で月面探査!

NASAが2024年に有人月面着陸を目指す「アルテミス計画」を発表するなど、月探査に注目が集まる昨今。月周回衛星「かぐや」からはじまった国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の月探査は、「月面基地」に向け着々と計画が進んでいます。
『ARで遊べる!学べる!JAXAといっしょに月探査』は、日本の最前線の月面探査をテーマにしたAR絵本です。

本書は、見開きのページをマーカーとし、専用のアプリケーション(無料)をダウンロードしたスマートフォンをかざすことで遊びます。
アプリを起動すると、JAXAの担当者がナビゲーターとして登場。3Dアニメーションとミニゲームで、「かぐや」「SLIM」「ゲートウェイ」など実際の月探査計画を再現します。
ユーザーは絵本を読み進めることで、衛星や探査ローバなどのマシンを動かしたり、30m超の巨大マシンを実寸大で見たり、現実に構想されているモジュールでオリジナルの月面基地を作ったり、遊びながら探査の目的と今後の開発を学ぶことができます。持続可能な未来に向け、さらに発展していく宇宙開発事業をより身近に感じていただける全く新しい学習絵本です。
絵本とARの内容は、JAXAの監修を得て、2020年5月時点で最新の計画をもとに制作しております。

審査員コメント

みずからがリードする月面探査のことをJAXAが教えてくれる。それだけでも宇宙が大好きな子どもたちにとってはワクワクがとまらない本ですが、3Dアニメーションによる探査計画の解説を楽しめたり、探査機械のポリゴンモデルを360度回転させて裏側まで見られたり、実寸大の迫力を体感できたり、アプリを通してもっとたくさんのことを学ぶことができます。「本を開く」という簡単さはそのままに、それにとどまらない学びがあるわけです。これからの本は、デジタルの力で、こうして進化していくのかもしれません。(角川 歴彦)